便秘でお悩みの方は少なくはないのでしょうか？
国内で定められているガイドラインによれば、「自発的な排便回数が週に3回未満である」「排便をするときに4回に1回は強くいきむ必要がある、硬便である、残便感がある」などの項目が記載されています。
また、日本内科学会では便秘を「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」と定義しています。
おおよそ1日に1回便通があれば良しとされていますが、実は1日1回でも軽い便秘です。
「便秘は万病の元」と言いますが、それは事実だと考えています。
そして病気の元だけではなく、なかなか治まらない難治性の痛みの元でもあるとも考えています。（全身の痛み）
ですので、当院では便秘に関しても取り組んでおります。

女性は、ある程度の年齢になると閉経を迎えます。
閉経に関してはいろんな捉え方があると思いますが、閉経を迎えておられた方が、「生理が戻ってきた」となる方は、当院では相当数おられます。
この現象は、「生命を育む体力が戻ってきた」と考えます。
つまり、お体が良くなってきているという事です。
女性の閉経という現象は、女性の「母」という状態から、「祖母」へという状態変化を示します。
当然の事ながら、子育ての中心は母であり、母の方が体力を要します。
お体が良くなっていくにあたり、生理が戻ってくるという事は、体力の底上げという事なのです。